2024年11月22日放送のテレビ東京の番組『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評』にて、お笑い芸人・伊集院光が、ザキヤマに夫婦で超高級焼肉をご馳走してもらって「しみじみとした気分で帰った」理由について語っていた。
伊集院光:結婚記念日で…ザキヤマって、ウチのカミさんとめちゃめちゃ仲良いの。
中根舞美:へぇ、そうなんですね。
伊集院光:で、ウチのカミさんが何度も芸能界を辞めなきゃなんないピンチみたいなのを、若手の頃に何度も(ザキヤマを)助けてて。
中根舞美:へぇ。
伊集院光:いつも、カミさんにごちそうしてくれる日に、それがたまたま結婚記念日で。
中根舞美:はい。
伊集院光:俺、初めてザキヤマにごちそうしてもらったの。
佐久間宣行:結婚記念日に?(笑)
伊集院光:結婚記念日のセッティングをアイツがやって。で、しかもお笑い界って絶対、後輩に奢ってもらうことってないの。
佐久間宣行:そうですね、ないですよね。
伊集院光:だけど、ザキヤマが「これはいつもお世話になっている奥さんのためにやっていることなんで、これは僕が払うんです」って聞かなくて。
中根舞美:おお。
伊集院光:凄い高級な焼肉屋さん。まず、地図に載ってない。
佐久間宣行:へぇ。
伊集院光:人から紹介してもらわないと入れません、みたいな感じ。
佐久間宣行:ああ、なるほど。
伊集院光:で、俺が一番分かりやすく衝撃を受けたのが、缶を出されて。
中根舞美:はい。
伊集院光:ちょっとタン塩とかの塩味が足りない時、「これ乗せると合うんです」っていうんで渡されたのが、キャビアだったのね。
佐久間宣行:塩味のために?(笑)
伊集院光:キャビアって、お前がメインじゃねぇんだ、みたいな。「塩味が足りなかったら、どうぞキャビアを使ってみてもいいですよ」みたいな。
佐久間宣行:へぇ。
伊集院光:それをやっぱり、あの毎回、自分にカネを借りに来ていた男が。
佐久間宣行:で、遅刻、遅刻で出禁になってた。
伊集院光:そうよ、本当に。
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
伊集院光:「次、遅刻したらお前という人間とは突き合わない」って言った矢先に遅刻して。
佐久間宣行:うん。
伊集院光:「お前という人間とはもうこれっきりだからな」って怒って帰っちゃって。
中根舞美:はい。
伊集院光:そしたらアイツ、トナカイのぬいぐるみをどっかから手に入れてきて、呼び鈴を押して。
中根舞美:はい。
伊集院光:「トナカイとしてお付き合いを始めていただきたい。人間としては昨日で終了したのはわかってます」と。
中根舞美:いや、図太いですね。
伊集院光:で、俺がそれ笑っちゃったら、ウチのカミさんが横で「あ、笑ったらもう、許さないとダメよ」って言われて。
中根舞美:ああ。
伊集院光:で、そんなことがずっとあったから。だから、バラエティの中心の長い番組を仕切ったりとか、ご飯を奢ってくれるようになったんだなぁ、みたいなのを凄いしみじみと。
中根舞美:ふふ(笑)いい話じゃないですか。
伊集院光:しみじみと帰っていきました。