とんねるず石橋貴明や藤井フミヤらが語る、「木梨憲武」という男の素顔

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とんねるず・石橋貴明さんや藤井フミヤさんらが語った、「木梨憲武」という男の素顔についてのトークをまとめてみました。

相方・石橋貴明「木梨憲武の方が、資質は上」

石橋貴明:謙遜でもないよ。自分でやってて、自分で分かるじゃん。自分の資質って。

設楽統:はい。

石橋貴明:木梨憲武の方が、資質は上なんだよ。

設楽統:え?

石橋貴明:アイツの方が…これから10~20年したら、アイツは凄いスーパースターになる。

設楽統:ノリさんの方がですか?

石橋貴明:俺にはそれが無いんだよ。それは、自分自身で分かるの。「あぁ~あ。ノリタケ良いなぁ」って(笑)

設楽統:えぇ?

石橋貴明:資質って、やってれば分かるのよ。ボクサーが第一ラウンドで構えて、1発2発グローブを合わせて、それだけで「今日はコイツに勝つな」とか思うだろ。肌を合わせた瞬間、「こいつとはずっと一緒にいられるな」とか、「いられないな」って分かるのと一緒で。

設楽統:はい。

石橋貴明:多分、資質で言ったら、俺は今でも木梨憲武が東のNo.1だと思ってる。

設楽統:へぇ。

石橋貴明:アイツは、それ以上を求めて行かないから、今、フラフラしてるけど(笑)資質を自分でちゃんと考えて、『よし、いってやろう』って考えたら、あっという間にNo.1になってると思う。

設楽統:ああ。

石橋貴明:俺は少なくとも、20歳から30年付き合ってきて、今でもNo.1だと思ってる。

設楽統:凄いですね。

石橋貴明「相方・木梨憲武の方が資質は上」

とんねるず結成は「半人前同士がくっついて一人前になった」

石橋貴明:俺たちここにいる人間は、一人で世に出て来たワケじゃないんだよ。一人で出てこれなかった。二人でやっと一人前だった。半人前同士がくっついて一人前になったんだってことを頭の片隅に置いておかないと、ある時、「俺はこの程度か」って気付くのよ。

設楽統:はい。

石橋貴明:「コンビで設楽がいて、日村がいる」ってことに気付かないと。世に出て来たタイミングは「一人じゃできなかった」ってことを頭にもっておかないと、行く先々で色んなことにぶつかっていっちゃうんだよ。

設楽統:うん、うん。

石橋貴明:「俺は、半人前で出て来ている。だから、グループで世に出ているんだな」ってことを常に持っていないと。

設楽統:はい。

石橋貴明:一人でなんかやれないから、二人で出て来た。二人でやってても、大抵はまず出てこない。埋もれちゃってる。出てこれただけで、まずOK。出てこれたあとで、どれだけ生きて行けるか。そこで一人でやっていけたら、なおOKなんだけど、そこがなかなか難しい(笑)

設楽統:あぁ…

石橋貴明:一人でやっていく時に、資質って話になるのよ。

設楽統:はい。

石橋貴明:資質、センスがあるのかどうかって話よ。

設楽統:はい。

石橋貴明:年齢を重ねていくと、「俺には資質はないのかな」って分かるようになるんだよ。だから、あと数年したらイタリアに行って、イタリア料理でも勉強してこようかって思ってるんだよな(笑)

設楽統:えぇ?(笑)

石橋貴明:俺は、プロ野球選手になりたかったけど、そのほかになりたかったのが、料理人なのよ。

設楽統:へぇ。

石橋貴明:『前略おふくろ様』が大好きなドラマだったから、サブちゃんみたく料理人になるの、良いなぁって思ってて。

設楽統:ああ。

石橋貴明:料理って、客前でネタをやってウケるのと一緒で、ライブ感じゃん。

設楽統:はい。

石橋貴明:目の前で調理して、食べてもらって、美味しいって言ってくれるっていうのは、ライブでネタをやってウケて気持ちいいのと一緒かなって。だから、そっちを一回やってみたいなって思って。

石橋貴明「相方・木梨憲武の方が資質は上」

石橋貴明「ピンチの時こそ相棒を信じるしかない」

石橋貴明:色々やってると、不安なことがある。ずっと良いことが続くなんてないから。

設楽統:はい。

石橋貴明:ちょっと下がるところもあるし、その時に、どれだけ動揺せずにやれるかっていうのは、常日頃から頑張っているかどうかなんだよ。

設楽統:はい。

石橋貴明:必ずあるんだよ、下がるときが。

サンドウィッチマン・伊達みきお:そういう時、どうしたら良いですか?。

石橋貴明:そういう時は、相棒を信じるしかないんだよ。

伊達みきお:ああ。

石橋貴明:下がった時に焦ると、「なんだよ。もう、一人でやっていくぜ」って思うけど、実はその時こそ、相棒が大事で。「一人で世に出てこれなかった」って宿命を俺たちは背負っちゃってるから。

日村勇紀:はい。

石橋貴明:俺たちは、一人で世に出てこれなかったから、ちょっと下がった時に、そのときに「相棒とちゃんと一緒にやってみよう、作ってみよう」ってならないと。そうじゃないと、バラける(解散する)のよ。

伊達みきお:そういう話、ノリさんと一緒にされるんですか?

石橋貴明:全然しない。絶対にしない。

設楽統:はっはっは(笑)

石橋貴明:絶対にしない(笑)こういう話、木梨さんは大嫌いだから。

設楽統:あぁ(笑)

石橋貴明:俺のこういう話、大嫌いだから(笑)」

設楽統:へぇ…。

石橋貴明:これがコンビなんだよ。

設楽統:それは、信頼しあってるから。

石橋貴明:磁石でいうと、同じ極同士はくっつくか?違う極だからくっつくんだよ。だから、長くずっといられるんで。

設楽統:はい。

石橋貴明:俺と同じ性格で、ノリタケも同じ性格だったら、こんな長くやってるわけがない。

伊達みきお:そっか。

石橋貴明:それが全員、コンビで出て来たっていう人間はそうなんだよ。だから、相方を大事にしなきゃダメだと思うし。「パートナーなんだな」って思って、女房や子供もいるけど、それよりちょっと濃い感じがしちゃうんだよな。

石橋貴明「相方・木梨憲武への思い」

AD時代の企画を却下された、ディレクターの夢を叶える

カンニング竹山:前回、この『のりたけやま』を年末にやった時に、刈谷ディレクター…当時は刈谷ADなんです。現在は30歳になってますけど、当時は23~4くらいなのかな。

木梨憲武:うん。

カンニング竹山:AD時代に、ノリタケさんがMCのスポーツ番組の企画書を書いて出したんです。

木梨憲武:うん。

カンニング竹山:で、TBSラジオの編成に見せる前にですね、制作会社の上司のチェックを受けるんですけども、そしたら激怒されているわけですよ。

木梨憲武:うん。

カンニング竹山:要は「木梨さんがそんな番組やってくれるわけないだろう」と言われまして、で、書き直しを命じられて、『木梨憲武の○○』って番組から、『ナオト・インティライミの○○』に書き直したんですよ(笑)

木梨憲武:うん(笑)

カンニング竹山:で、そういうのを前回の『のりたけやま』で話したわけですね。

木梨憲武:ちなみに、ナオトはやったの?企画書も出してないんだ。随分、出さないね。

カンニング竹山:ふふ(笑)そういうのをこの間、『のりたけやま』で色々聞きまして。で、刈谷ディレクターもですね、スタジオ呼んで。「お前、そうだったのか」って話になりまして。

木梨憲武:うん。

カンニング竹山:現在、刈谷ディレクターは『ジェーン・スー 生活は踊る』をやってるわけですね。そこに、ノリタケさんが遊びに行く、という。「お前の番組、夢を叶えるために出てやるよ」って、遊びに行ったんですけど。

木梨憲武:うん。

カンニング竹山:結局、この『木梨の会』(『土曜朝6時 木梨の会』)は、刈谷ディレクターがやるんでしょ。だから、ADの時に企画書を出して怒られた刈谷ADが今、刈谷ディレクターになって、ノリタケさんの冠番組を本当にやるっていう流れになったわけですよ。

木梨憲武:なるほど。

カンニング竹山:っていうことだから、ノリタケさんやるわけでしょ。

木梨憲武:やるわけでっていうか、凄いなんか流れとリズムがいいんでね。

カンニング竹山:気持ちいいですもん。

木梨憲武:「やろうよ、とにかくなんでもやるから」って。

カンニング竹山:阿部プロデューサーがね(笑)

木梨憲武:プロデューサーの方がね(笑)そしたら、関係ない営業の浅沼まで「俺が営業、持っていきますから」って。アイツ関係ないのに、打ち合わせできて、「スポンサーさんたちに話をしなきゃいけないんですけど、木梨さんの乗ってる車はなんですか?好きなラーメンはなんですか?」って色々訊くから、「うるせぇな、お前、向こういけ」って。

カンニング竹山:はっはっはっ(笑)

木梨憲武:ぐらい、営業とももう話してんですね。

カンニング竹山:はぁ。

木梨憲武:たくさんのスポンサーの皆さんたちが、この番組を支えてくださって。色々、乗っかっていただいて。で、リスナーも含めて、スポンサーさんたちも喜んでくれるような番組が出来たらなって。その流れが、1週間の間に、トントントンと決まったんでね、やらさせてもらうことになりました。

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藤井フミヤ「木梨憲武はみんなを巻き込む『ワガママな台風』」

カンニング竹山:何人ぐらいみんなで協力してくれると、一番嬉しいんですか?

木梨憲武:これ、いつもの人数ですから、30~40人。

カンニング竹山:いや、多いですよ(笑)いつも30~40人って多いですよ(笑)

木梨憲武:30~40人が…だってみんな来るんだもん。

藤井フミヤ:ふふ(笑)

木梨憲武:それで、こういう仲間方面まで入ると、40~50人に。

古谷有美:ご一行様です(笑)

藤井フミヤ:人数多いの好きなんだよね、どこ行っても。

木梨憲武:団体活動で我々は行ってますから。

藤井フミヤ:俺、「ワガママな台風」って呼んでるからね、この人。

カンニング竹山:ふふ(笑)

藤井フミヤ:全部取り込んで行くけど。

木梨憲武:実質参加しないと、「俺だけつまんねぇな」ってことになりますから。団体活動を募集しますんで。

藤井フミヤ:でも、大広間でできるんじゃない?大広間付きの旅館。

木梨憲武:うん、うん。

カンニング竹山:そうですね、できます、できます。

藤井フミヤ:大広間でいけます。

木梨憲武:で、ラジオで喋りながら、横にはアジの開きがスタンバイしてる。

藤井フミヤ:いいね、みんな浴衣着てね(笑)

木梨憲武:よっしゃ、そういう計画が行われました(笑)

藤井フミヤ:平成の後の次の時代は、ノリちゃんの時代だから(笑)

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赤江珠緒、木梨憲武は「人に限界を超えさせる天才」

赤江珠緒:赤坂BLITZに立てること自体がもうないのでね。そういう意味では…ノリタケさんは、なんだろうね、限界を超えさせる天才ですね。

カンニング竹山:そうよ。知らなかった?

赤江珠緒:そういうの、噂では聞いてたんです。

カンニング竹山:「限界を超えさせる」って言うと良い言い方ですけど、段取りを崩すっていうかね(笑)

赤江珠緒:はっはっはっ(笑)

カンニング竹山:段取りどうじゃない(笑)

赤江珠緒:人間ってね、勝手に自分の中である程度、「これぐらいが自分の中での限界だな」って思っちゃうところあるじゃないですか。

カンニング竹山:はい。

赤江珠緒:でも、たとえばスポーツジムでも、いいトレーナーの人が「ここもう一頑張り」って言ってくれると、もうちょっと力が出て、また違う筋肉がつく、みたいなところってあるんだけど。

カンニング竹山:はい、はい。

赤江珠緒:それって、自分ではできなかったりするじゃないですか。

カンニング竹山:力出ないね。

赤江珠緒:そのノリタケさんの背中の押し方ね。押しっぷりの見事さ。

カンニング竹山:はい(笑)

赤江珠緒:「やっちゃいなよ」「え?やるか?」って。

カンニング竹山:気持ちよくね、やってくれるからね。

赤江珠緒:だって、普通ならできないことだもん。

カンニング竹山:そういうのは天才かもしれないですね。

赤江珠緒、木梨憲武は「人に限界を超えさせる天才」だと語る「背中の押しっぷりの見事さ」

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