『めちゃイケ』のドッキリが莫大な予算と綿密な計画の下に実行されていたことが分かるエピソードまとめ

スポンサーリンク
スポンサーリンク

フジテレビ系で放送されていた番組『めちゃめちゃイケてるッ!』のドッキリが、莫大な予算と綿密な計画の下に実行されていたことが分かるエピソードについてまとめてみました。

『めちゃイケ』のドッキリの綿密な計画

おぎやはぎ・小木博明:めちゃイケとかスゴイじゃん。

おぎやはぎ・矢作兼:めちゃイケのドッキリはスゴイよな。

小木博明:全然違うもんね。あんなにしっかりしたものと。

矢作兼:たしかに、時間のかけ方が違うから、めちゃイケは頭オカシイけどね。

小木博明:アレは恐ろしいよ。アレはスゴイね。

矢作兼:綿密さが違って、計画があるからね。アレはやりすぎっていうかね。半年とか一年とかだから。それはまた、頭のオカシイ人種だよ(笑)

小木博明:アレはさすがにスゴイと思うけど。

おぎやはぎ「めちゃイケのドッキリは別格」

「イレギュラーな状況」で違和感をカモフラージュ

オリエンタルラジオ・中田敦彦:昔、『めちゃイケ』出た時、感動したんですよ。ドッキリで、テストを急に受けさせられるやつ、覚えてます?

なんか、違う企画だって思って行ったら、バーンッて教室に連れて行かれて。「ええ?!」なんて言ったら、「おい、座れ!」みたいな、岡村さんが言って。

「これからバカを見つけます」みたいなのやってたじゃないですか。AKBさんとかでもやってたし、モー娘。さんとかやってたりとか。

で、その時、『イケメンパラダイス』流行ってたんですよ、ドラマで。で、『めちゃイケイケメンパラダイス学園』って言って、オリラジ、当時デビュー3年目ぐらいの僕らとか出させてもらったんですけど。

何に感動したって、ドッキリって超むずいんですよ。ドッキリって、「あれ?なんか普段と違う」って、人間って敏感なんで。「ん?」って気づいちゃって、「あ、こっからドッキリなんだ」って思いながら付き合わなきゃいけなかったりするところが多かったりするんですよ。

だけど、全く分からなかったですね、『めちゃイケ』のドッキリに関しては。上手いなぁと思ったのは、普通ね、その人たちの日常の動線の中にドッキリ入れ込むんですけど、日常がちょっと違和感あるだけで、みんな「あれ?普段の取材とちょっと違うなぁ」とか、「普段、ライターさんとかって、あんなこと言わないよね。あんな格好の人いないよね」とか、変なところに違和感感じるんですよ。

だから、「なんか違うな。これ、普通の取材?これ、普通の収録?」ってなるんですよ。「え?こんな台本じゃないじゃん、普段」って。「こんな待合室じゃないじゃん、普段」とかあるんですけど。

これがね、『めちゃイケ』面白いのが、イレギュラーな環境をガッツリ作るんです。その時、フェラーリかなんかの新作発表会にブッキングされて、したことない仕事だったんですよ(笑)

「そんな高級車の新作発表会にオリラジが?」みたいな。「共演者は新庄さんです」みたいな(笑)よく分からない、キャスティング的に聞いたことないし、一緒に共演したこともないし(笑)

で、行ったこともない会場行くし、行ったこともないスタッフに案内されて。「フェラーリって凄いなぁ、こんなもんなのかなぁ」と思って。で、フェラーリのシミュレーターですって言って、ゲームセンターのなんか車のゲームみたい所に乗せられた時に、そのゲーセンの機械ごとバーンッと開いて、教室が出てくるみたいな。

で、もうあまりの衝撃で、俺「うわーっ!」って。「これが『めちゃイケ』か」「これがテレビか」っつって、めちゃくちゃ喜んだんですよ。なんかね、その感動って、いやぁ、フジテレビのあのドキュメンタリーバラエティーというか、「ロケコントをもう本当に作り込んだ、プロフェッショナルチームじゃないと作れないよなぁ」って思ってた感動。

オリラジ中田敦彦、『めちゃイケ』のドッキリが巧妙で「違和感」を感じさせなかった理由を語る「イレギュラーな環境をガッツリ作る」

1回のドッキリに3千万円

よゐこ・有野晋哉:シュウ活でやってた、中居くんの最後のドッキリの床が抜けて、水でスライダーみたいなんで、バシャーッてなるっていう。

早川真理恵:はい。

有野晋哉:アレが、3,000万かかってたんじゃないかな。

早川真理恵:え?!

有野晋哉:2,000~3,000万かかってるんじゃないかな。

早川真理恵:それ、セット代ってことですか。

有野晋哉:そう、そう。3階か5階建てくらいのところの場所に、セット、ステージを置いてて。そこの床が抜けて、スライダー。

早川真理恵:ああ。

有野晋哉:水とか、建物込みじゃない?

平成ノブシコブシ・徳井健太:いいっすねぇ。

有野晋哉:その1くだり、数分のためにかけるとか。

平成ノブシコブシ・吉村崇:贅沢でございますよ。

有野晋哉:贅沢ですね。そういうのも、もうないでしょうね。

吉村崇:時代でございます。

よゐこ有野、『めちゃイケ』での中居正広スライダードッキリに「1回3,000万円」かかっていたと明かす「贅沢ですね」

ドッキリで中尾彬が激怒してお蔵入り

岡村隆史:『めちゃイケ』とかでも、何回かあんのよね。オンエアされてないのかなぁ…中尾彬さんにもドッキリかけたことがあって、『めちゃイケ』で。

ドッキリをかけた時に、その時も爆破みたいなので、手元でパンッて爆発するので。そしたら、「なんだコレ?!」って言いはって。その時はすぐに担当ディレクターが出てきて、「すみません!」って言って、すぐに帽子を脱いで、「すみませんでした。中尾さんにドッキリ仕掛けたら、どういう顔になるのかな、と…」「危ないだろ!聞いてないんだから」って。

「すいません。でも、中尾さんっていつもどっしり構えてはるんで、こういう驚いた顔とかどうなるのかなって…」「それは驚くだろ」って。とにかく平謝りして、「すみません、すみません…」って。

時間かけて謝ったら、「まぁまぁ、それなら分かるけど。危ないだろ」って言って、ねじねじをクリクリって回しながら言いはったわ。

岡村隆史、『めちゃイケ』ドッキリで中尾彬も激怒させていたと告白「担当ディレクターがとにかく平謝り」

哀川翔がドッキリでブチギレ

岡村隆史:哀川翔さんにめちゃめちゃブチギレされましてね。ホンマは、先週言おうかな、思ったんですけど、僕の気持ちがまだそんなに落ち着いていなかったんで、言わなかったんですけれども。

まぁ、『めちゃイケ』観た方は分かると思うんですけども。哀川翔さんにドッキリかけるっていうことやったんですけども。最後、爆破で生クリームがバッと、哀川翔さんの顔に付いてしまう、というドッキリを。その前にも、小さいドッキリを入れていたんですけど、最後パンッと顔に生クリームが付く、っていうドッキリをやったんですよ。

それでまぁ、「大成功」っていう看板を持ってワーッて行ったら、ちょっと雰囲気が違って。「あれ!?おかしいな」という風に思ったんですけど。まぁ、もう言うても25~6年目ですから。ドッキリ、見えないドッキリというのをやってる。せやけど、ドッキリをやっている分、「逆ドッキリもまぁ、十分考えられるな」と思ってて。

哀川翔さんやし、パッと行って、「おはようございますじゃねえよ」と言われた時、「ああ、逆ドッキリね」と思って。俺は、申し訳ないけど「はい、はい」と思ってしまったの。何か今、そういうドッキリブームやから、色んな番組でドッキリやっているから、『めちゃイケ』もそうやって、逆ドッキリも入れるんやな、と思って、「はい、はい」と思って。

そしたら、フワーッとスタッフが入ってきて。何か「すみません」と。「そんなお芝居、エエよ、エエよ」と思って。俺、翔さんと仲良いというか、可愛がってもうてるし。カブトムシが好きやから、カブトムシの話したりとか、釣りが好きやから、趣味が一緒やから。色々こう話することもあるし。

可愛がってもうてる方やから、「そんなんエエで」と思って、ジーッと顔を見てたら、「あれ…?」とちょっと思ってきて。「こんな顔は、あんまり見たことないな」と思って。ほんなら、上着をパーッと脱ぎはって、パンッと叩きつけはったんですよ。

それでもまだ俺、「叩きつけるというのも、ちょっと何かありがちかな」と思って。それで俺、ちょっとフワッと「すんません」みたいな。「すんません」っていうのも、「何かすんません。もうすんません」みたいな。

スタッフの方を見ながら、「早よ、逆ドッキリというのを早よ出してや。翔さんも、そんなに長いこともたへんで」って思って。それで、エキストラの方もいっぱいいるわけですよ。言うたら、フジテレビの食堂の中でやっているから。

それやけど、まぁみんな固唾を飲んで見守っている、みたいな。それで「大成功じゃねえよ」って、大成功って書いてる看板みたいなんを、パーッて取り上げられて。「これで、殴られんな」と思って。

「肩くらいやったら、まあエエかな」と思って、左肩をフッと出したんですけど、それも地面にバンと叩きつけはって。「ん、ほいで?」と。俺は、それで1回、バンッとやんのか、それでドッキリ大成功で、逆に大成功と見せはんねんやな、と思ってほんで渡した部分もあったんだけど。

それでももう、「あれっ、ちゃうねんな…他のパターンなのか?」って思ったら、ないんですよ。それでずっと、「おい、この野郎。おい、おい、おい」みたいになって。「騙すんじゃねぇよ」って言わはって。

ほんで俺は、「まだ出ぇへんのや?まだ『逆ドッキリです』ってやらへんのや」と思って。ちょっとニヤッと笑ってたら、「なに笑ってんだよ」って言われて。「これ、ホンマに怒ってはんのかな」と思い始めた時に、ああいう時早い、ウチの相方。「すみません」って言って(笑)

スッと「すみません」って言って。俺はまだ、(笑いが)おさまってなかったみたいで、翔さんが「なに笑ってんだよ、お前」と言って。でも、これはもう相方が「すみません」っていうのは、高校時代しかあんま聞いたことのない「すみません」やから(笑)

「すみません」っていう(笑)サッカー部時代しか聞いたことない「すみません」って言うから。「あれ?これ、ちゃうよな。相方もグルってこともないよな」と思って。「この謝り方は、ホンマやな」と思って。

ほんで、スタッフの顔をパーッと見ても、何かただ事ではない雰囲気。それでもう、「すみません」って。そこからもう、「すみません」の一点張り。「こういう企画でしました」と。

でも、「そんなの俺が言わなアカンのか?」と思って。ほんで、「誰か言うてくれよ」と思ったけど、誰も来てくれへんから。「俺を騙すんじゃねえよ」って、ずっと言いはって。「本当にすみません」って。とにかくあの時間、俺らは「すみません」しか言っていなくて。

それで、「とりあえず、もういいだろ」って言わはって。「はい、もう大丈夫です」って言って。「これは、オンエアしても大丈夫なんでしょうか?」「知らねぇよ、そんなの。そっちでやってくれよ」って言って。それで、「一応、何とか成立させな」と思って、ついているケーキまみれの上着を、パッと最後ちょっとかけて、と思って。それは、成立させようと思って。パッとかけようと思ったら、「いらねぇよ、お前」って言われて。

「シャワー浴びられますか?」「浴びねぇよ」って。それで、もう1回チャレンジしようと思って、もう1回…ってやったら、「だから、いらねぇっつってるだろ!」って。それでもう、「とりあえず、カメラも止めて欲しいな」と思ってて。

「もう良いでしょ?」って翔さんが言わはるから、「大丈夫です、すみません」って言って、とりあえず控え室に帰られるのかな、分からへんけど、その間、付いて行ったんですよ。

付いて行ったら、奥さんがマネージャー兼社長さんなんですね。それで、そっちの違う動線に、フワーと翔さんが行かれた時に、その奥さんというか、マネージャーさんに対して、翔さんが「俺を騙すんじゃねえよ」って言わはったら、奥さんがダブルピースしてターッて廊下を走って行きはったんですよ(笑)

岡村隆史、哀川翔が『めちゃイケ』ドッキリ企画でマジギレした緊迫の現場について語る「泣きそうになってもうて…」

タイトルとURLをコピーしました