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カンニング竹山、白血病で亡くなった相方・中島忠幸の闘病秘話と今なお続く中島の息子との交流

   

2004年11月、白血病で倒れた中島

カンニング竹山:2004年11月の半ば、ウチの相方・中島は白血病で倒れました。正式な病名は、急性リンパ性白血病です。それで約2年くらい闘病して、中島は亡くなります。そこまでは皆さん、世間の皆さんも知っています。

…約2年くらい入退院を繰り返すんですけど、僕はよく後輩とお見舞いに行ってました。中島は入院中、DVDを観ていたようです。色んな映画を。中島が一番キライな映画があります。それは、『世界の中心で、愛をさけぶ』です。僕もあの映画がキライです。でも、キライな理由は僕とは違います。中島はこう言ってました。世界の中心で愛をさけぶが何故キライなのか。

「あの映画は、白血病で死にそうなあの女の子、絶対に外には出してはいけない女の子。この子が急に”海が見たい”と言い出して、よく事情を知らない彼氏か何かが、勝手に連れだして勝手に殺してしまう。そして最終的に”助けてください”…これは最終的にヒトゴロシの映画だ」と。

僕は理由が違います。僕がキライなのは、中島がその映画を見たあと、僕がお見舞いに行くと、僕に手を差し出して「助けてください」って言うんです。中島曰く「白血病ギャグ」と言うんですが、一個も面白くないんです!全然面白くないんです。

オマケに、誰がきても中島はこう言いました。「うつしたろか」…うつらないんです!白血病はうつらないんです!だから僕も中島も、その映画がキライでした。

カンニング竹山が語る「亡くなった相方・中島忠幸」

亡くなった時の様子

それから約2年の闘病で、中島は亡くなってしまうんですけども…「今夜が山だ」という時がありました。僕もだいたい分かってました。僕も、僕の嫁も分かってました。でも、そういう意識不明の状態の中島の姿を、後輩には見せなかったんです。

でも、もうマズイということになり、僕と中島が若い時から可愛がっている、現に今も運転手をしている(元・ラブカップル、現在、ラブシングル中田)中田という後輩芸人がいるんです。そいつだけを、今夜が山だという日に連れて行ったんです。

中田はビックリしてました。意識不明の先輩がいるんで。それで「実はもうダメなんだ…」という話をしたんです。そこに行くと、中島の家族や親戚が集まっていました。僕は毎日のように行ってましたから、僕はまず中島に言ったんです。「中島、頑張れよ、頑張れよ…」と。でも、意識ありません。

そこで中田に、「もう多分、最後の挨拶になるから、挨拶しろ」と言ったんです。この中田という男、すぐに要らんことを言ってしまう男なんです。中田に「挨拶しろ」と言ったところ、中田は震えていました。

「イヤです…」と。「イヤですじゃない。ちゃんと挨拶しろ」と言うと、中田は中島のところに行き、こう言いました。「中島さん、頑張ってくださいよ。頑張ってください!もうすぐなんですから」と。何を言ってるんだ!

何がもうすぐだ、と。でも、その時に奇跡が起きたんです。中田が「もうすぐですから」と言った瞬間、中島の家族たちは、中田の顔をふっと見ました。でも、中島の横にあった心電図のモニターが、その瞬間、ヒョコっと動いたんです。でも、これはハッキリ言います。殺したのは中田です。

相方の死で流した涙

僕は一度だけ、相方の死で泣きました。泣き崩れるとは、こういうことだ、というくらい泣きました。中島が死んだ夜、僕と僕の奥さんと、中田と、家に帰って三人で酒を飲み始めました。

僕の奥さんも、中島と昔から仲が良かったもので、僕と奥さんは、すごく泣き始めました。まさに泣き崩れるくらいワンワンと泣いたんです。僕と奥さんが泣いてたとき、ふっと中田の方を見たら、中田が笑ってました。

「お前、なんで笑ってんだよ!」と感情的になって言ったんです。そしたら、中田がこういうんです。「ふっふ(笑)そんな泣きます?(笑)引いちゃいますよ」…って、引くのはお前に対してだよ!

亡くなった相方の息子とハワイ旅行へ

木梨憲武:竹山さん、年間の働いてる時間がとんでもないでしょ?

赤江珠緒:うん、うん。そうですね。

木梨憲武:年に一回。夏休みも欲しいんでしょうけど、なかなかスケジュールとれないんで。

赤江珠緒:うん。

木梨憲武:「ハワイ行きたい、行きたい」って。で、奥さんのジュンちゃんが一緒に行くと思ったら、ワンちゃんの調子が悪いって、ジュンちゃんは残る、と。

赤江珠緒:うん。

木梨憲武:「行っといで」って。

赤江珠緒:そう、そう。

木梨憲武:一人で行くのかなって思ったら、元相方の息子をね、ちゃんと連れてハワイ楽しませて。

赤江珠緒:そこが凄いですよね。竹山さんのあの面倒見の良さがね。

木梨憲武:竹山のところもね、子供がいないんで。本当の息子のように。

赤江珠緒:ねぇ、ずっと可愛がってらして。「よその子を連れて、旅行って大変じゃないですか?」って。

木梨憲武:俺も前回、お正月だと思うんですけど、その息子さんとも会って。

赤江珠緒:ああ、そうですか。

木梨憲武:まるで竹山の子供のようにね(笑)

赤江珠緒:そうなんですってね。「大変ってよりも、自分も父親役みたいなことをさせてもらえるから、win-winなんだよ」っておっしゃって。

木梨憲武:仲良しで、えらい格好良くてね。多分、また何年か経って、また大きくなってると思うんだけど。

木梨憲武、カンニング竹山が亡き相方・中島忠幸の息子を連れてハワイ旅行をしていると明かす「本当の息子のように」

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