M-1グランプリ、「14年間の歴史の中で生じた変化」についての博多大吉や爆笑問題による解説まとめ

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芸人・視聴者の熱が高まり過ぎている

太田光:まぁ、ちょっと真剣になりすぎてるきらいがあるからな、M-1はな。

田中裕二:M-1っていうのは、たしかに。

太田光:もうちょっと、笑う雰囲気じゃなくなってきちゃってるのはあるからね。

田中裕二:あの感じがね。

太田光:まぁしょうがないんだけどね。

田中裕二:まぁ、たしかにしょうがないですよ。本人たちは必死で、人生かかってるのも事実だからね。

太田光:うん。

田中裕二:まぁ、それは周りの番組作る側、雰囲気を作る側が、もうちょっとなんかね。

太田光:でもね、あれがやっぱいいんですよ、視聴者には。

田中裕二:まぁ、視聴者にはな、真剣にやってっていう。

太田光:だって、17%ですよ。凄いですよ、M-1。

田中裕二:凄いね。

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M-1が芸人にとっての「青春ごっこ」に一役買っている

太田光:良くないと思う、こういう傾向。お笑いで今、NHKで『笑あがき』っていう番組が始まって。

田中裕二:うん。

太田光:パンクブーブーと品川が、弟子をとって若手に指導してく。それを、ドキュメンタリーで追ってくわけよ。

田中裕二:ああ、ドキュメンタリーでね。

太田光:一生懸命、苦労して。貧乏生活の中から、壁に向かってネタ練習して、みたいな。

田中裕二:うん。

太田光:そういうのを延々と追ってくわけ。たしかに、そういう傾向って段々、最近、感動路線みたいな。

田中裕二:はい、はい。

太田光:でもさ、それってアイツの火花もそうだったじゃない(又吉直樹「火花」あらすじ・ネタバレ)。

田中裕二:うん、まぁね。

太田光:古くは、たけしさんの『キッズ・リターン』とかもそうで。若者の青春群像みたくなりがちじゃない、今。

田中裕二:うん。

太田光:それはそれで、作品としてはありだけど。

田中裕二:ありだけどね。

太田光:本気でそうなっちゃうとさ。

田中裕二:本気でそうなると、キツイんだよね。

太田光:お笑いが気持ち悪いことになるだろ。

田中裕二:そうなんだよね。

太田光:だから、M-1っていうのは、ちょっとそれに一役買っちゃってるところあるじゃない。

田中裕二:うん。

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決勝でのネタ出番の順番が左右

宮迫博之:毎年言われてることやけど、やっぱ順番がな。

小沢一敬:順番めちゃくちゃ大事だよ。要は、見取り図がトップじゃなかったらとかさ、かまいたちがもっと後だったらとか、ギャロップがジャルジャルの後ろじゃなかったら。

宮迫博之:そうやねん。

小沢一敬:全組、「もっと、もっと」と思っちゃう。

宮迫博之:「もしかしたら」はないねんけど。ないねんけど、分かんねん、なんとなく。「この後、アイツら厳しいな」とか。長年やってると、みんな分かんねん。

筧美和子:ああ。

宮迫博之:「今のこのノリの後のアイツらは辛いけど」って。逆もあるからね。

筧美和子:ああ。

宮迫博之:「前、2組がウケてくれたら、アイツらハマるな」とか。色々あんねんけど。

小沢一敬:ある、ある。だって、準々決勝のできだけで言えば、ジャルジャルが1位だからね。

宮迫博之:うん。

小沢一敬:2位はギャロップ。準々決勝のできは、むちゃくちゃよかったよね。

宮迫博之:面白かってんけどなぁ。

松田大輔:順番の妙なんでしょうね。いまいち盛り上がってない感じありましたけどね。
宮迫博之、M-1グランプリ決勝は出番によっても評価が大きく左右されると指摘「やっぱ順番がな」

審査員が「現役のプロ」であることの影響

小沢一敬:俺らが出てた頃って、たとえばトップバッターの中川家さんが優勝したり、三番目に出てた誰かが優勝したりとか、前の方でも優勝するチャンスあったけど、今は後半が優勝することが多いじゃん。

宮迫博之:ルールが変わったのもあるのかな。

小沢一敬:いや、審査員だと思う。

宮迫博之:ほう。

小沢一敬:それは、俺らが出てた頃は、レジェンドっていうか、もう現役じゃなく、引退された方たちが審査員やられてて。

宮迫博之:ああ。

小沢一敬:引退というか、もう大御所過ぎる方たちがやられてたじゃないですか。

宮迫博之:うん。

小沢一敬:だから、一組審査する時に、結構辛辣な意見とか出て、水かかって、一回冷めるの。今、審査員が現役のプロの人が多いから、空気冷やさずにもっていくから、後半になるにつれて、番組がやっぱ盛り上がっていくから。

宮迫博之:うん、うん。

小沢一敬:番組の空気、後半の方がよくなってくなとは俺、思って。

宮迫博之:トップ、点数低い問題はあんねんけどね。やっぱ、基準点やから、あまり多くつけれないっていうのは、深層心理の中にあってまうから。

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各コンビでの点差が少なくなった理由

博多大吉:これは、結構言われるんですよ。「審査員なんだから、もうちょっと点差つけてくれない?」みたいな声はよく聞きます。

笹川友里:ほう。

博多大吉:で、「昔のM-1はそうだったじゃないか」って、結構言う人多いんですけど。いや、待ってください。昔のM-1と今、違うんですよ。

笹川友里:ええ。

博多大吉:何が違うって、もう15年以内になっちゃったから。10年以内だと、色んな荒い漫才とかも入ってくるから、点差って結構つけれたと思うのよ。

笹川友里:うん。

博多大吉:15年になると、もう物事でもなんでも、10年やれば一人前じゃない。

笹川友里:ええ。

博多大吉:一人前になった連中と、「10年以内の制限なら優勝してただろうな」って、選りすぐりの何組かが集まってるわけだから。

笹川友里:ええ。

博多大吉:基本的に、差って開かないのよ。

笹川友里:それこそ、とろサーモンさんで言うと、15年目で、一番若い方でも…

博多大吉:さや香かな。さや香が3年目かな。ゆにばーすとか。3年目、5年目ですけど。

笹川友里:ええ。

博多大吉:点差って、皆さんが思ってる以上につけられないんですよ。

笹川友里:うん。

博多大吉:つけようと思えば、つけられるんだけど。じゃあ、何でつけるってなると、好みになるのよ。

笹川友里:はい。

博多大吉:好みで点差つけられるの、イヤでしょ?

笹川友里:たしかに、そうですね。

博多大吉:うん。「それをやるのが審査員だ」って言う方いるかもしれんけど、それを言い出したら、僕は引き受けられないから、僕は。

笹川友里:じゃあ、大吉先生の観点というのは、スキルというか、技術っていう意味での見方だったっていう。

博多大吉:基本的には、どの審査員の方もそうだと思うよ。

笹川友里:ええ。

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審査員選びが難航

博多大吉:結局、なんで僕が(M-1審査員を)受けたかっていうと、もちろん、松本さんの背中を押す一言がありましたよ。でも、もう一個は、ABCの人から、「今年は、こんな審査員のラインナップです」っていうのを僕は見せられてたんですよ。

赤江珠緒:へぇ。

博多大吉:(仮)の。「今から交渉します」って。僕は名前を出さないけど、大変なドリームメンバーだったんですよ、僕以外の6人が。ダイヤモンド、プラチナ…って、宝石だらけ。

赤江珠緒:大吉先生以外の6人?多かったってこと?

博多大吉:審査員って、毎年、7人くらいでやってるんで。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:7人だったから。今後の交渉予定のラインナップを見て、僕以外の6人って、スター中のスターじゃん、と。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:「じゃあ、この中に並べてもらえるのは嬉しいし、審査員って役割はプレッシャーしかないし、怖いけど、この6人がいれば、僕の意見なんか埋もれるな」と。

赤江珠緒:ふふ(笑)

博多大吉:そんな、気にしないだろうって。

赤江珠緒:そうそうたる方がやって下さるなら、大丈夫だろう、と。

博多大吉:「大丈夫だろう」って思って、「やらせていただきます」って、M-1が始まる何日か前に聞いたんですよ。「5人でいきます」って。「え?どの5人?」って思って。見たら、今回の5人で僕が目にしていたラインナップはゴソッといなくなってたから、「おい、おい、おい…」と(笑)

赤江珠緒:船の漕ぎ手で言ったら、紛れとけるなって思ったら、結構な戦力を求められるという(笑)

博多大吉:並びで言うと、審査員の5人の真ん中にドンと座らされたから、「ヤバイ、もう人生終わった。芸人としては終わり。華ちゃんごめん」と思いながら(笑)

赤江珠緒:そうですか(笑)いやいや、大変でしたね。

博多大吉:赤江さんの古巣ですけど、ABCさんは交渉がマズかったみたいですよ。

赤江珠緒:そうですか、弊社がマズかった、と(笑)

博多大吉:交渉する順番がおかしかったんやないかって話はしてましたね。「それは向こうも断るわ、そんな直前に言われても」みたいな。

赤江珠緒:そんな揉めたこともあったんですね、裏事情としては。

博多大吉:ありましたね。

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