オードリー若林、想定外だった敗者復活からの準優勝までの流れトークまとめ

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ズレ漫才の誕生した2005年


若林正恭:(「土」「種」「茎」「花」とタイトルが付けられたネタ帳の)「茎」が2005年10月くらいなのよね。2005年10月に初めてズレ漫才をやってるんですよ。これ、ハッキリしたね。

春日俊彰:あぁ。

若林正恭:2005年10月に、1発目のズレ漫才をやって、2006年の5月にデートのネタを作ってるんですって。それが「茎」でした。

春日俊彰:なるほどね。

若林正恭:「花」で、『ぐるナイ』出てました。

春日俊彰:あぁ、咲いたじゃない(笑)

若林正恭:咲いてました。

春日俊彰:その3部作、良いんじゃない?

若林正恭:良いかもしれませんね。

春日俊彰:結果が出てようやくね。…その「土」ってネタ帳は何?

若林正恭:「種」の1個前のヤツですね。

春日俊彰:4部作だったんだ。

若林正恭:4部作でした。「土」「種」「茎」「花」でしたね。

オードリー若林が語る、ブレイクするまでに支えてくれた4冊のネタ帳「ズレ漫才が誕生する瞬間」

ズレ漫才が通用しなかったら「死ぬしかない」

若林正恭:俺は、このズレ漫才が世の中に通用しなかったら、辞めるしかない、死ぬしかないって思ってたんだよ、あの時は。

春日俊彰:うん。

若林正恭:クソ…合コンばっかしてた奴がよぉ。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

若林正恭:「ここでスベっても、地球規模で考えれば…」って。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

若林正恭:そりゃそうだろうな!そりゃそうなんだろうな!俺は、宇宙規模で生死かかってたよ!

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

オードリー若林、ズレ漫才が通用しなかったら「芸人辞めるしかない、死ぬしかない」と思っていたと告白

誰のアドバイスも聞きたくなかった2008

若林正恭:俺はさ、M-1の2007とか2008ってさ、もう腐りきってるからさ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:誰の言うことも聞きたくないし、みたいな感じになってたのよ。

春日俊彰:はい、はい。

若林正恭:だから、俺たちは敗者復活だから、「こうした方がいい」「ああした方がいい」って、言ってくるじゃん、予選でウケてるとかになると。

春日俊彰:はい、はい。

若林正恭:本当、うるせぇって思ってたのよ。

春日俊彰:うん。

オードリー若林、M-1決勝進出した2008年は「腐りきって」いたため「誰の言うことも聞きたくなかった」と告白

敗者復活に選ばれるとは思わなかった

若林正恭:「M-1決勝、緊張しました?」って。敗者復活って、急いで行くからさ、緊張する間がなかったじゃない。

春日俊彰:そうだね。わけが分からないというか。

若林正恭:だから強いんだよね。

春日俊彰:そうだね。

若林正恭:あと、一回、その日にライブ出てるっていうのはあるよね。

春日俊彰:何千人でしょ、大井競馬場。5千人とかいたのかな。

若林正恭:じゃなかった?

春日俊彰:それぐらいの前でやってたから。

若林正恭:不思議な状況だよね、よく考えたら。競馬場の横のところで漫才するってね。

春日俊彰:まぁ、そうだね。たくさん人が入るところが競馬場だから。

若林正恭:原付きを大井競馬場に停めてたから。「キャラ漫才、上げない」って審査員が話したって話だったから。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

若林正恭:その情報が回ってきてたから。

春日俊彰:その情報がまことしやかにね。

若林正恭:で、落ちるだろうから、近くの駐輪場に置いて。その後、テレビ朝日行ったじゃない。

春日俊彰:うん。

若林正恭:だから、大井競馬場までタクシーで行って、原付き乗って帰ったのよ。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

若林正恭:春日にお金借りてさ。

オードリー若林、M-1決勝進出するとは思わず大井競馬場に「原付きで行った」と明かす「春日に1万円借りてタクシーで戻って」

ネタ合わせする間もなく決勝へ

若林正恭:俺たちだって、2008の準決勝からそのまま決勝行ってたらさ、あの感じはできなかったでしょ?

春日俊彰:できないね。

若林正恭:イス、浅めに座って一点みつめて、自分の順番を待ってたら、ああいう弾け方じゃないと思うよね。

春日俊彰:そうだね。そっからドーンッと上げるのは難しいかもしれないね。

若林正恭:着いてすぐだもんね。「エレベーター乗ってください」って、もう何もなかったもんね、時間ね。

春日俊彰:いや、そうだね(笑)着いたらだって、前の組がやってたくらいじゃない?

若林正恭:うん。

春日俊彰:キングコングさんだっけ?

若林正恭:そう。それで、上にせり上がりのやつ、「乗ってください、早く」って言われてだったもんね。

春日俊彰:そう、そう。

若林正恭:座らなかったもんね、スタジオ入って。

春日俊彰:座らなかった。すぐ裏行って、ネタ合わせできなかったもんね。

若林正恭:あれは、「あれ?なんか空気違うな」って感じしたよな?

春日俊彰:うん。

若林正恭:入った瞬間、スタジオに。

春日俊彰:そうね。結構、敗者復活は大井競馬場だけお祭りみたいだもんね。

若林正恭:盛り上がってるから。

春日俊彰:イベント、みたいな感じだったけど。

若林正恭:シーンとしてたもんな。同じお笑いでも、違うもんだなって思ったね。

春日俊彰:緊張感あったね、スタジオの方はね。

若林正恭:実質、M-1の決勝の場に25分くらいしかいないんじゃないの?俺たち、多分。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

若林正恭:どうなんだろうね?

春日俊彰:そうじゃない?だってあれ、順番最後だもんね。

若林正恭:あんま覚えてなくない?

春日俊彰:覚えてないね。番組出てたの、本当に数十分くらいだよね、ケツのね。

若林正恭:はい、はい。そうでしょ。

春日俊彰:たしかにそうだね(笑)

若林正恭:あれはやっぱり、たしかにそうだよなぁ。

オードリー若林、M-1敗者復活枠に選ばれた後「ネタ合わせする時間もなく」すぐ本番だったと明かす「着いたら前の組がやってた」

ネタかぶりを避けて、2本目ではズレ漫才以外で勝負

若林正恭:よく思い出したらさ、アレなんだよね。(M-1グランプリ決勝二本目で)ズレ漫才じゃなくて、選挙演説やったじゃない。

春日俊彰:はい、2008年の。

若林正恭:ノンスタがさ、肝試しっぽい、お化け屋敷みたいなネタなんじゃなかったっけ?

春日俊彰:いやいや、あのね、キングコングさんですよ(注釈:キングコングは、野球選手へのインタビューネタだった)。

若林正恭:うん。

春日俊彰:学校で肝試しみたいなネタだったんじゃないから。

若林正恭:そう、そう。だからかぶっちゃうから、選挙演説にしようって、ボソボソって喋ったもんね。トップ通過したあとな、俺たち。

春日俊彰:トップ通過してね、とんでもない。

若林正恭:ぶっちぎりのトップ通過ね。

春日俊彰:松本さんが、「番号すら面白い」ってね。

若林正恭:うん、持ってるもん、まだアレ。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

若林正恭:松本さんが「面白い」って言ってくれた。

春日俊彰:うん、「面白いなぁ」って言ってくれて。だから、二本目ですぐやれるネタが、肝試しぐらいしかなくて。

若林正恭:うん。

春日俊彰:でも、それがかぶってるからどうなんだろうって言って、選挙演説だったんですよ。

若林正恭:そう、そう。

オードリー若林、M-1決勝の二本目のネタは「キングコングとネタがかぶるから」とズレ漫才以外になったことを明かす

優勝を逃した後

若林正恭:世間に出る前に(自分たちのネタに)飽きちゃって、自分たちで「これ、違うのかな?」って思って、変えちゃうのよ。

春日俊彰:ひねっちゃうんだよね。

若林正恭:ひねっちゃうの。

春日俊彰:分かりづらくしちゃうんだよね。

若林正恭:一ひねりでよかったものを、2.5ひねりくらいしちゃって、最初に見る人にはウケなくなっちゃってる同期の方とかがいて。

春日俊彰:なるほどね。

若林正恭:飲んでる時に、ネタの話になった時に、「でも、言えないな」ってことがあんのよ。

春日俊彰:ああ。

若林正恭:「あれでよかったのになぁ」とか、「あれが凄い好きなのになぁ」って。まぁ、偉そうな話だけどね。

春日俊彰:本人としては、体感としてね、「あれはちょっともうウケないよ」みたいになってるんだよね。初歩のネタ、初級のネタがね。飽きちゃって。

若林正恭:そう、そう。俺たちだって、凄いネタ番組出てたからさ、M-1の2008の決勝の前にさ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:自分達では、ちょっと自意識過剰でさ、デートネタなんてさ、「誰も笑わない」って、自意識過剰で思ってんだけど。

春日俊彰:うん。

若林正恭:M-1の2本目に、まぁ、あれ稽古しないでできるから、あのネタは。デートネタ、持ってきたら、どうなってた?俺たち、2008。

春日俊彰:あぁ…まぁ、圧倒的な優勝だったろうね。

若林正恭:いやぁ、まぁまぁ…

春日俊彰:完封勝ちぐらい。

若林正恭:まぁまぁ。

春日俊彰:いやいや、止めろよ(笑)しっかりと止めなさいよ(笑)

若林正恭:はっはっはっ(笑)

春日俊彰:そこだろ。「誰が言ってんだ」って、そこで使うやつだろ(笑)

若林正恭:はっはっはっ(笑)

春日俊彰:そこだろ、「誰が言ってんだ」って、そこで使うやつだろ。

若林正恭:はっはっはっ(笑)

春日俊彰:その前に、散々使ってよ。

若林正恭:はっはっはっ(笑)

春日俊彰:「フジテレビのメイク室で」とかじゃないんだよ。今なんだよ。

若林正恭:はっはっはっ(笑)

春日俊彰:でも、分かんない。そもそも、あのズレ漫才が2本目ね、「同じヤツだったらウケないんじゃないか」って言って、選挙ネタにしたんだもんね。

若林正恭:うん。今でも思い出すけど、変えちゃってさ、次の日、テレビ局でゴルゴさんに、めちゃくちゃ怒られたんだから(笑)

春日俊彰:ふふ(笑)

若林正恭:あと、くりぃむしちゅーの上田さんとかに、怒られたよね(笑)

春日俊彰:上田さんにね。そんなに、まだ面識もない頃に「おい、なんで2本目あれ変えた?」って(笑)

若林正恭:はっはっはっ(笑)

春日俊彰:「はい、はい…」って(笑)

若林正恭:はっはっはっ(笑)

春日俊彰:「お前、あれ1本目と同じネタやってても、優勝できたぞ」って言われて。「ああ、そうですか…」みたいな話を、麹町のメイク室で、鏡越しにされたのは覚えてる(笑)

若林正恭:「どっちが変えるって言ったんだ?」みたいな(笑)はっはっはっ(笑)

春日俊彰:「なにやってんだ」みたいなね。

若林正恭:あれだって、有田さんにも言っていただいたよね。食事誘ってくれて、M-1 2008の決勝の後。「あれ、俺はね、現場にいたかった」って。

春日俊彰:ふふ(笑)

若林正恭:「現場に行ったら、1本目終わって裏に返ってきた時、オードリーの近くで、『2本目何やんの?』って、絶対聞いてた」って(笑)

春日俊彰:ふふ(笑)そうだねぇ、教えていただきたかったね。

若林正恭:そう考えると、2本目チョイスミスしたんだ。俺なんだよなぁ、あれなぁ、決めたの。

春日俊彰:まぁまあ、でも「そうだな」っていうのはなったね。違う、ガラッと変わったネタの方がいいんじゃないかなって。

若林正恭:そこは、あの時9年目か。9年目の経験値だよね。あれ、デートネタやってたら、どうなってたかな?

春日俊彰:いや、本当に…圧倒的に優勝してたよ(笑)

若林正恭:まぁまぁ…

春日俊彰:いや、止めなさいよ(笑)

若林正恭:ふふ(笑)

オードリー若林、くりぃむ上田晋也にM-1決勝戦2本目のネタの選択ミスを叱られたと明かす「おい、なんで2本目あれ変えた?」

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